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【青天霹靂】人生何が起こるかわからない!
FIRE (Financial Independence, Retire Early) という言葉、
その頃、よく耳にしていた。
マスコミでもよく取り上げられており、
「羨ましいなぁ!」と、あこがれを抱く生き方だった。
自分には無縁の世界だと思い込んでいた。
定年、そして定年後も、その仕事で働くつもりだったから…。
その仕事が好きだったから。
体調を崩した頃、
その仕事に全く未練が無い自分に気づいた。
仕事を辞めた後、
少しは後ろ髪を引かれる気持ちになると思っていたが、それも無かった。
清々しい気持ちだった。
せいせいした。
ある日の会話で、
妻は、私のことを一言で表現すると、
「戦友」と言った。
忘れられない言葉の一つだ。
そうだな、
二人で、
三人の子を育て(まだ終わっていない)、
お互いがんばって働き、稼ぎ、
がんばって節約し、こつこつ貯金してきた。
そうか「戦友」か。
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【運否天賦】人の運不運は天命による。
ある時、
「俺はダメな男だ…。自分に自信が持てない。」
と弱音を吐いた。
妻がこう切り返した。
「自分に自信がなかったら、普通あんな辞め方しないよ。」
妻なりの誉め言葉、そしてエールだったらしい。
いつも私の味方でいてくれる。
また背中を押してくれた。
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【捲土重来】さあ、巻き返すよ!
もうこれから自分のやりたいことしかやらない。
そして家族に恩返しをする。
ある本を読んだ。
それがFIREへのスタートとなった。
今の生活は、すべてここから始まった。
「人生、楽に稼ぎたいなら不動産屋が一番!」 ダイヤモンド社 吉川英一著
「一生お金に困らない個人投資家という生き方」 ダイヤモンド社 吉川英一著
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共感できる部分については、ひたすら真似をした。
猿真似と言えるくらい。
「真似をするしかなかった」、と言えるのかもしれない。
本の中に書いてある通り、
まず「宅地建物取引士(宅建士)」に挑戦した。
本の中に書いてある通り、
「らくらく宅建塾」シリーズのテキストと問題集(宅建学院刊)のみを使い、
勉強し、受験した。
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私は、
本を読んですぐに「受験しよう!」と決めてから、半年で合格することができた。
そして、合格通知後、約50日後に一人株式会社を設立した。
結局、
本の中に書いてある通りの不動産屋は開業しなかったが、
一人株式会社を設立し、
自己所有不動産(自己所有収益物件)を賃貸する「不動産賃貸業」を開始した。
本はすごい!
書いていることを真似するだけで人生が変わる!
(しかし、内容を疑うことも必要ですよ!)
共感できるところを探し、あれば、ひとまず動いてみよう!
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